買取:貴金属の落とし穴

 

富澤です。

 

あなたは街を歩いていて
歩行者の信号が赤になったとします。

しかし、

他の人は信号を無視して
横断歩道を渡っています。

あなたは待ちますか?

逆に信号が青になっても
誰も渡ろうとしません。

あなたは渡りますか?

僕たちは、他人の行動が
自分の行動の指標になっています。

いくら自分は意思がある人間だ
と言ってみても、何かしらの
影響を受けています。

他人の行動を見て
自分の行動として学ぶ
『ミラーニューロン』という
人間の不思議な現象です。

ミラーニューロンは
イタリアのジャコーモさんという方が
1996年に発見されたことです。

よく親が僕に
「悪い友達と縁を切りなさい!
悪い影響を受けるよ!!」

と叱っていましたが
あれは悪いミラーニューロンを
危惧しての発言だったのでしょうか…

しかし、

あながち間違いではありません。

環境によって自分の行動は
少なくとも変わるはずです。

僕は買取を始めた時は
『貴金属を買取るのが良い』
という風に教わりました。

それを信じて貴金属を出してもらうために
トークを従業員相手にロープレして
必死に特訓をしました。

ですが、そもそもが
他の業者によって刈り取られた後
ということもあって出てきにくい
状況が続きました。

またお客様のニュースなどで
お客様の知識がついてきて
「貴金属は高いんでしょ」
という知識があります。

ですから、かなり妥当で高い金額を
提示しても折り合いがつかないことも
しばしばありました。

そんなこんなで考えていくと
「貴金属はサブ的要素」
という部分が出てきました。

利益率も貴金属に関しては
たいした良くありません。

確かに、

小さくて、右から左に売りやすい
という素晴らしい商品です。

だから出てくれば買取ります。

けど、

「必死に追うほどのものでもない」

というのが最近の僕の思いです。

ただ、この発言にミラーニューロン
されないでほしいとも思います。

あなたが現在、貴金属で買取りの
生計をたてているのであれば
そのままで良いと思います。

上手くいっていることは
続けたほうがいいです。

僕は商品は選ばずに
買取りをするスタイルなのですが
その中でも利益が良い物が

  • 骨董品
  • 楽器
  • オーディオ機器

です。

特に骨董は遺品整理や
生前整理で出てきます。

価値が分からない方が査定を
希望することも良くありますので
比較的、話がスムーズに進みます。

「明日にゴミ屋さんが
全部持っていっちゃうから
買えそうなの見ていって!」

という状況で依頼をされることも
本当によくあるのですが、
鉄瓶や陶器、茶道具
意外とお宝があります。

利益も悪くないです。

このように『貴金属』という
物を追うと他の物が見えなくなる
ということもよくあります。

つまり、間違ったアップバイを
仕掛けるということです。

30代の主婦の方に
アップバイを仕掛けるのに
「骨董品ありませんか?」
「古い洋酒ありませんか?」

と言っても出てきません。

この方なら
「スマホありませんか?」
「使ってないブランドバッグないですか?」
などの方がいいです。

常に同じアップバイではなく
相手の年齢、家、家にある物
それらから推測してアップバイを
仕掛けていくと成功率が上がります。

また、

「楽器ないですか?」

などのデカいテーマではなく
「三味線ないですか?」

という絞り込んだテーマの方が
「あぁそれならあるわ!」
となることが多いです。

話が逸れてしまいましたが
僕たちは数字で判断をしなければいけません。

他人の声に惑わされて
間違った幻想を追うと
それだけで時間と労力を
無駄にしてしまいます。

あなたの強みを加えると
他社とは違った会社になるでしょう。

強みの部分は買取りでは
『専門性』という部分があるのですが
それについても今度お話をしていきます。

専門性は例えば

  • 着物専門
  • 和楽器専門
  • 切手専門
  • Zippo専門
  • 古銭専門
  • ゲーム専門
  • 掛軸専門
  • 茶器専門
  • 洋酒専門
  • 食器専門

というように無数にある
カテゴリーのことです。

あなたは仮に大事にしていた
自分のギターを〇〇オフのような場所や
自分の会社にような場所に売りたいでしょうか?

こうしてネットを見る世代は
比較が常識なので、できれば
専門店で売りたいと思うはずです。

その方が『高く売れる』と
幻想をいだいていませんか?

何でも買取ります!より
エレキギター買取専門!
の方が魅力的なはずです。

この専門性について
今度書いてみます。

 

ありがとうございます。

 

富澤

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